恵比寿RC:「防災教室・ドリームプロジェクト絆」東日本大震災の体験者から学ぶ防災・減災の備えについての動画教材の制作

グループ名山の手東グループ
クラブ名東京恵比寿RC
活動名称「防災教室・ドリームプロジェクト絆」
東日本大震災の体験者から学ぶ防災・減災の備えについての動画教材の制作
活動内容東京恵比寿ロータリークラブは、
仙台ロータリークラブと連携した社会奉仕活動として、渋谷区の小中学校を対象に、
東日本大震災を体験した「語り部」を通して震災を体感してもらい、
防災・減災を考える授業「防災教室・ドリームプロジェクト絆」を実施しました。

<実施内容>  
日時 : 2024年1月29日(月)  
時間 : 4校時~昼食(給食)~6校時 11:25~14:50
対象 : 渋谷区立加計塚小学校の生徒、父兄、渋谷区教育委員会、消防・防災関係者  
内容 : 東日本大震災の体験者「語り部」の講演(生徒が東日本大震災の追体験)
   ワークシップ(生徒が「わが事」として防災意識を高める)     

加計塚小学校は、シブヤ未来科の単元の活動計画(全70時間)として、
今年度から初の試みとして災害・防災について
生徒が自主的に学べる授業づくりをしていたところ。
実際に震災を体験した講師の授業で生徒の理解がより一層深まり、
生徒が主体的に防災に関わる意識を育み、
学期末に成果を確認するという授業作りに寄与できた。

具体的には、石巻市立雄勝中学校の元校長の佐藤淳一先生の講演および
「わしん倶楽部」代表の田中勢子先生による
防災・減災の知識や心構えをワークショップを実施。

佐藤先生の講演「東日本大震災から学ぶ-雄勝中学、1年の記録」は、
子供たちに「命の重み」や「被災するということの現実」を伝え、
震災後の最悪な状況の中でもたくましく生きること、
そして「心の再生・復興」の軌跡をお話を頂きました。
講演は、75分間と長いものでしたが、
参加した加計塚小学校の生徒は、真剣にお話に聞き入っていました。

後半は田中勢子先生の震災ワークショップ-クロスロード体験会で、
震災という特別な状態であっても様々な多様性を認め合い、
意思決定していくことが大切であり、
それを実際にワークショップを通して体験して頂くという内容で、
こちらでは、生徒一人ひりが自分で考え、
意見交換して考えを深めていくことを体感していたたくことができました。

佐藤先生の講演内容は、映像コンテンツとしてDVDを制作させて頂き、
渋谷区の教育現場で教材として活用いただけるよう贈呈いたします。
実施日2024/01/29
実施場所渋谷区立加計塚小学校
予算1,060,000円
参加人数82名
(ロータリアン26名/その他20名)
継続性1回目
補助金利用あり
主催・協賛・後援主催:東京恵比寿ロータリークラブ
協賛:仙台ロータリークラブ
主催側背景最近、首都圏では地震が多発しており、
防災や減災について真剣な取り組みが必要といわれています。
小中学校でも、防災・震災について「体感」できる講演会・イベントを開催し、
その動画コンテンツの制作することに致しました。

具体的には、東日本大震災の被災地である仙台ロータリークラブと協力し、
東日本大震災の被災を経験し、直後の混乱を実際に乗り切った体験を持つ
「語り部」の方に講演を行って頂き、
講演内容を教材として制作し、渋谷区の小中学校に贈呈する予定です。

この教材を通して渋谷区の小中学生やその父兄などに震災を体感して頂き、
防災・減災への理解を深め、首都圏地震への備えとしてもらいたい。
参加者感想年明け早々発生した「能登半島地震」の影響もあり、
渋谷区教育委員会やご父兄の参加者もありましたが、
講演やワークショップを通して、
しっかりと震災を体感して頂けた
イベントだったと評価を頂くことができました。

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