中央新RC:GuruCool
グループ名 | 銀座・日本橋グループ |
クラブ名 | 東京中央新RC |
活動名称 | GuruCool |
活動内容 | 本プロジェクト「GuruCool」は、 インドのチェンナイ近郊の5つの学校に通う恵まれない環境の生徒たちの教育環境を改善し、 特に女子生徒の就学率向上とリーダーシップ能力の育成を支援することを目的としています。 主な活動内容は以下の通りです。 5校の教室に合計65台のスマートボード(双方向タッチパネル式LEDディスプレイ)を設置し、 インターネットに接続できる学習環境を提供。 スマートボードを効果的に活用した授業方法や、 女子生徒の参加を促しリーダーシップを育てる指導法などについて、教師への研修を実施。 生徒たちが、オンラインの教材コンテンツを使って学習できるようサポート。 政府が提供するオンライン学習プラットフォーム「DIKSHA」の活用を促進。 これらの活動を通じて、約3,000人の生徒の学習意欲と理解度の向上、 教師の指導力強化、女子生徒のエンパワーメントを目指しています。 最終的に、恵まれない家庭の子どもたちが質の高い教育を受けられ、 将来の可能性を拡げることを目的としています。 |
実施日 | 2023/09/04 ~ 2023/11/30 |
実施場所 | インド・チェンナイ地区 |
予算 | 9,838,500INR (118,536USD) ⇒1ドル約146円でした。 したがって、118,536USDを日本円に換算 118,536USD × 146円/USD = 17,306,256円 |
参加人数 | 約3,000名 (ロータリアン: 65名/他参加者: 約2,935名) |
継続性 | 1回目 |
補助金利用 | あり |
主催・協賛・後援 | プライマリーRC:東京中央新RC (共同)東京山王RC、東京シティ日本橋RC/3232地区ギンディ |
主催側背景 | インドの教育現場、特に経済的に恵まれない地域の学校では、 先進的な技術や教育リソース、標準化された学習教材が決定的に不足しています。 この深刻な課題に立ち向かうべく、私たちはGuruCoolプロジェクトを立ち上げました。 本プロジェクトは、これらの学校の教室にスマートボードを設置し、 教師への包括的な研修を行うことで、 社会的弱者層の子どもたちに質の高い教育を提供することを目指しています。 私たちの 最終的ゴールは、子どもたちが自らの可能性に気づき、 希望に満ちた未来を切り拓いていけるよう支援することです。 現代社会において、デジタル環境の整備は教育の質を左右する重要な要素です。 しかし、貧困層が多い地域では、たとえ生徒一人一人にデバイスを与えたとしても、 親が生活のために売却してしまったり、適切な学習環境が整わなかったりするリスクがあります。 そこで、私たちは教室にスマートボードを設置し、 教師への研修もセットで行うという革新的なアプローチを採用しました。 この取り組みにより、恵まれない環境の子どもたちにも、 効果的なデジタル学習の場を提供することが可能になります。 本プロジェクトでは、特に女子生徒の就学率向上とリーダーシップ育成に重点を置いています。 教育を通じて女性がエンパワーメントされることは、 社会全体の発展につながると私たちは確信しているからです。 GuruCoolプロジェクトは、現地からも非常に高い評価と喜びの声をいただいています。 ※”GuruCool”は、伝統的な「グル(先生)」と革新的な「クール」な教育を融合した造語であり、 最新のテクノロジーを活用した革新的な教育手法で、 グルの英知を現代に継承していこうという、本プロジェクトの目的を表現しています。 |
参加者感想 | GuruCoolプロジェクトは、まるで天からの贈り物のようです。 子どもたちは、スマートボードを使った授業に心から興味を持ち、 教師たちも研修で学んだ新しい教育方法を実践し、日々成長しています。 このプロジェクトに携わったみなさんに、とても感謝しています。 (受益校の校長先生) スマートボードを使った授業は、おもしろい。 インターネットでつながることで、学ぶことがもっと楽しくなりました。 (受益校の生徒) スマートボードが設置された教室に足を踏み入れた瞬間、 子どもたちの輝く瞳を見て、プロジェクトの意義を実感しました。 彼らの純粋な喜びと情熱に触れ、こちらも勇気と希望をもらった気がします。 GuruCoolプロジェクトを通じて、 子どもたちの可能性を引き出すお手伝いができたことを心から嬉しく思います。 (プロジェクト参加ロータリアン) 現地の学校を訪問し、先生方や生徒たちから直接感想を聞く機会を得ました。 彼らの心からの感謝の言葉に、 ロータリアンとしてのやりがいを感じずにはいられませんでした。 私たちの取り組みが、支援となっていることを実感しました。 このような支援ができたのも、現地ロータリークラブの 地道なフィールドワークとヒアリングで、 本当に必要なものをお届けできたことが大きいです (プロジェクト参加ロータリアン) |